といやば【問屋場】 江戸(えど)時代,宿場(しゅくば)の事務(じむ)が行われた所。宿場の人馬を常備(じょうび)していた屋敷(やしき)で,幕府(ばくふ)や大名の輸送(ゆそう)用の伝馬(てんま)や人足の継(つぎ)立て,旅人の人馬の継(つぎ)立て,助郷(すけごう)(宿場付近(ふきん)の農民(のうみん)に課(か)せられた労役(ろうえき))労働者(ろうどうしゃ)の賃金(ちんぎん)の会計などを行った。