とうがく【東学】 19世紀(せいき)後半に朝鮮(ちょうせん)で生まれた新興宗教(しんこうしゅうきょう)。西学(せいがく)(キリスト教)に対抗(たいこう)して名づけられた。1860年,没落両班(ぼつらくヤンパン)(地主階級)出身の崔済愚(さいせいぐ)が,儒教(じゅきょう)・道教・仏教(ぶっきょう)・民間信仰(みんかんしんこう)などをもとに創始(そうし)。困窮(こんきゅう)する農民(のうみん)を中心に急速に広まった。1894年の甲午農民戦争(こうごのうみんせんそう)では主導的(しゅどうてき)な役割(やくわり)をはたす。甲午農民戦争(こうごのうみんせんそう)