どうばんが【銅版画】 絵画を銅板(どうばん)面に凹刻(おうこく)して印刷(いんさつ)したもの。直接(ちょくせつ)刀で銅板(どうばん)面に刻(こく)する方法(ほうほう)と,薬品で板面を腐食(ふしょく)させる方法(ほうほう)とがある。わが国には安土桃山(あづちももやま)時代につたえられ,江戸(えど)時代中期,司馬江漢(しばこうかん)・亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)などによって広められた。