*どき【土器】 粘土(ねんど)でつくった素焼(すや)きの器(うつわ)。穀物(こくもつ)をたくわえたり,食物を調理するために用いられた。日本では縄文(じょうもん)時代のはじめからつくられ,制作(せいさく)された時代によって製法(せいほう)・形・文様が異(こと)なり,縄文土器(じょうもんどき)・弥生土器(やよいどき)などに分けられる。ヨーロッパでは中石器(ちゅうせっき)時代の末(すえ)からつくられ,新石器(しんせっき)時代に発達(はったつ)した。