ときがわ(埼玉県の町) 埼玉(さいたま)県中央部,秩父(ちちぶ)山地東端(とうたん),飯能(はんのう)市北隣(どなり)の町。町の中央部を都幾(とき)川が東西に流れる。面積(めんせき)の約(やく)7割(わり)を山林がしめ,林業と製材(せいざい)・建具製造(たてぐせいぞう)が行われる。シイタケが特産(とくさん)。東部は山地から丘陵(きゅうりょう)・台地に移行(いこう)する里山地域(ちいき)で,江戸(えど)時代に養蚕(ようさん)・和紙製造(せいぞう),大正時代から絹織物(きぬおりもの)業が発達(はったつ),近年は工場が増加(ぞうか)している。JR八高(はちこう)線が通じる。◇2006(平成(へいせい)18)年2月,都幾川(ときがわ)・玉川(たまがわ)の2村が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.2万(2013年)。