*とくがわし【徳川氏】 江戸幕府(えどばくふ)の将軍(しょうぐん)を15代265年にわたって受けついだ家系(かけい)。三河(みかわ)国(愛知(あいち)県)の豪族(ごうぞく)で松平(まつだいら)を称(しょう)したが,戦国(せんごく)大名として成長(せいちょう)し,家康(いえやす)が朝廷(ちょうてい)にねがって,徳川(とくがわ)に改姓(かいせい)。1603年に家康(いえやす)が征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)になって幕府(ばくふ)を開いてから,1867年の大政奉還(たいせいほうかん)にいたるまで15代つづいた。◇本家・御三家(ごさんけ)は徳川(とくがわ)を,それ以外(いがい)の一族は松平(まつだいら)を称(しょう)した。