とけい【時計】 時刻(じこく)を示(しめ)したり,時間をはかったりする機器(きき)。14世紀(せいき)ごろから17世紀(せいき)なかばごろまでは,初期(しょき)の機械(きかい)時計の時代で,振(ふ)り子やテンプはオランダのホイヘンスによって1656年に考案(こうあん)された。最近(さいきん)の時計は精密機械(せいみつきかい)の一種(いっしゅ)で,産業統計(さんぎょうとうけい)上は,ウオッチ(腕(うで)時計などの携帯(けいたい)時計)とクロック(置(お)き時計と掛(か)け時計)に分けるのがふつう。◇わが国の時計工業は,世界に先がけてエレクトロニクス化に努力(どりょく)し,品質(ひんしつ),生産(せいさん)・輸出(ゆしゅつ)量(りょう)とも世界有数である。