とっく【特区】 構造改革特区(こうぞうかいかくとっく)。法律(ほうりつ)で定められている規制(きせい)を,内閣府(ないかくふ)がその地域(ちいき)に限定(げんてい)して緩和(かんわ)する計画区域(くいき)。2003(平成(へいせい)15)年から構造改革特別区域(こうぞうかいかくとくべつくいき)計画によって認定(にんてい)がはじまり,2005年4月に施行(しこう)された地域再生法(ちいきさいせいほう)によっても同様の特区(とっく)(地域再生(ちいきさいせい)計画)が認(みと)められている。教育,国際(こくさい)交流,産学連携(さんがくれんけい),まちづくりなどの分野で全国で2000件(けん)に近い認定(にんてい)が行われている。変(か)わったところでは酒税法(しゅぜいほう)の規制(きせい)を緩和(かんわ)した「どぶろく特区(とっく)」などがあるほか,公的(こうてき)な賭博(とばく)を認(みと)める「カジノ特区(とっく)」を考(かんが)える自治体(じちたい)もあるがこちらは認(みと)められていない。