とね【利根(茨城県の町)】 茨城(いばらき)県中南部,利根(とね)川北岸の町。中心の布(ふ)川は江戸(えど)時代に河港(かこう)としてさかえた。町のほぼ中央に新利根(しんとね)川が流れ,広い低地(ていち)の大部分を水田地帯(ちたい)がしめる。1971(昭和46)年に新しい栄(さかえ)橋が開通して以来(いらい),利根(とね)ニュータウンなどの住宅団地(じゅうたくだんち)がつくられた。◇2011(平成(へいせい)23)年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(とうほくちほうたいへいようおきじしん)では,利根(とね)川流域(りゅういき)で液状化現象(えきじょうかげんしょう)が多発し,被害(ひがい)を受けた。人口:1.7万(2013年)。