トビハゼ 内湾(ないわん)や川口の干潟(ひがた)にすみ,胸(むね)びれと尾(お)びれで干潟(ひがた)をはねるので知られる海水魚。長い時間,直射(ちょくしゃ)日光をうけても平気で,しばしば満潮(まんちょう)線よりも上にはいだして昆虫(こんちゅう)などをつかまえて食べる。6〜7月ごろ,干潟(ひがた)にトンネルをほり,中に卵をうむ。水族館の人気ものである。食用価値(かち)はない。全長(ぜんちょう):20cm。分布(ぶんぷ):東京湾以南(とうきょうわんいなん)の南日本から朝鮮(ちょうせん)半島南西岸・台湾(たいわん)・南シナ海・ポリネシア。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) スズキ目 ハゼ科)