*ナウマンゾウ 日本各地(かくち)に生存(せいぞん)していた新生代第四紀(き)後期のゾウ。大きく長いきばをもち,現在(げんざい)のアフリカゾウに似(に)た臼歯(きゅうし)をもった大型(おおがた)のもの。臼歯(きゅうし)のかみ合わせの面にひし形のひだ模様(もよう)がある。◇明治(めいじ)の初(はじ)めに日本にきて,地質(ちしつ)学の発展(はってん)につくしたナウマン博士(はかせ)(ドイツ)を記念(きねん)して名づけられた。