*なおきしょう【直木賞】 1935(昭和10)年に,文藝春秋(ぶんげいしゅんじゅう)社が作家直木三十五(なおきさんじゅうご)を記念(きねん)してもうけた文学賞(しょう)。大衆(たいしゅう)文学の新進作家にあたえられる。第1回受賞(じゅしょう)作は川口松太郎(かわぐちまつたろう)の『鶴八鶴次郎(つるはちつるじろう)』。◇直木三十五(なおきさんじゅうご)(1891〜1934)は大正・昭和時代の作家。『南国太平記(なんごくたいへいき)』などの作品で,大衆(たいしゅう)文学の向上につくした。