ナガコガネグモ 腹部(ふくぶ)がやや細長く,黄色と黒の細いしま模様(もよう)のあるクモの一種(いっしゅ)。田畑のあぜ道などに多く,高さが50cmほどの比較的(ひかくてき)ひくいところに丸い網(あみ)をはる。網(あみ)の中央に,幼生(ようせい)では円盤状(えんばんじょう)の,成体(せいたい)では縦(たて)に長いかくれ帯(おび)という特別(とくべつ)の白い部分をつける。成体(せいたい)は8〜11月に見られ,9〜10月ころつぼ状(じょう)の卵(らん)のうをつくる。体長(たいちょう):8〜12mm(雄(おす)),20〜25mm(雌(めす))。見(み)られる時期(じき):8〜11月(がつ)。分布(ぶんぷ):日本全土(ぜんど)。◇網(あみ)に近づいたりさわったりすると,網(あみ)を前後にゆする習性(しゅうせい)がある。(クモ類(るい) クモ目(もく) コガネグモ科(か))