ナミアゲハ【<並揚羽>】 アゲハチョウの一種(いっしゅ)。平地から低山地(ていざんち)に多く,年数回発生する。第1化はさなぎで越冬(えっとう)したもので春型(はるがた)となる。第2化以後(いご)は夏型(なつがた)となる。幼虫(ようちゅう)の食草はカラタチ・ミカン類(るい),サンショウ・キハダなど。開張(かいちょう):65〜90mm。分布(ぶんぷ):日本全土。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) アゲハチョウ科(か))コーチ卵(たまご)の採集(さいしゅう)や幼虫(ようちゅう)の飼育(しいく)が簡単(かんたん)で,成長(せいちょう)や変態(へんたい),季節(きせつ)・天候(てんこう)・時間帯(たい)による活動のちがいなどの観察(かんさつ)に用いられる。