なんしんせいさく【南進政策】 第二次世界大戦(たいせん)前,日本の軍事的(ぐんじてき)・経済的(けいざいてき)進出を南方諸地域(しょちいき)にむかって行おうとした政策(せいさく)。1936(昭和11)年以後(いご),日中戦争(せんそう)が全面化するなかで,ゴム・石油・鉄鉱石(てっこうせき)・スズなど南方資源(しげん)の確保(かくほ)のためにとられた政策(せいさく)。コーチ北部仏印(ふついん)(フランス領(りょう)インドシナ)進駐(しんちゅう)(1940年),南部仏印進駐(ふついんしんちゅう)(1941年)などが行われ,日米関係(かんけい)はさらに悪化した。