なんばんせん【南蛮船】 主として,戦国(せんごく)時代から江戸(えど)時代初期(しょき)にかけて日本に来航(らいこう)したポルトガル船をいう。はじめは「ナウ」という大型帆船(おおがたはんせん)で,ふつう3重甲板(かんぱん)で,500〜1000t程度(ていど)であった。江戸(えど)時代に入り,ガレウタまたはナベッタという,船あしの速い300〜400tの小型帆船(こがたはんせん)を使用するようになった。