にかわ【<膠>】 ゼラチンを主成分(せいぶん)とする黄褐色(おうかっしょく)の固体(こたい)。動物の皮・軟骨(なんこつ)などを石灰(せっかい)水にひたしてコラーゲン以外(いがい)のタンパク質(しつ)をとりのぞき,水といっしょに熱(ねっ)すると,水にとけないコラーゲンがゼラチンにかわる。これは熱湯(ねっとう)にとけ,ひやすと固化(こか)する。接着剤(せっちゃくざい)・製紙(せいし)・写真の乳剤(にゅうざい)などに利用(りよう)される。