にしのしま【西之島】 東京都(とうきょうと)の小笠原諸島(おがさわらしょとう)の父島(ちちじま)西方(せいほう)に位置(いち)する無人島(むじんとう)。海底火山(かいていかざん)の噴火(ふんか)によってできた火山島(かざんとう)で,平地(へいち)が多(おお)い。1702年にスペイン船(せん)ロザリオ号(ごう)によって発見(はっけん)され,ロザリオ島(とう)と命名(めいめい)されたが,1905(明治(めいじ)38)年に西之島(にしのしま)とよばれるようになった。1973(昭和(しょうわ)48)年に近海(きんかい)で海底噴火(かいていふんか)がおこり,新(あたら)しい島(しま)(新島(しんとう))が出現(しゅつげん)。1974年には噴火(ふんか)によって拡大(かくだい)した新島(しんとう)が西之島(にしのしま)と陸続(りくつづ)きになった。2013(平成(へいせい)25)年にも同(おな)じように出現(しゅつげん)した新島(しんとう)と陸続(りくつづ)きとなり,面積(めんせき)をさらに拡大(かくだい)した。