にしほんがんじ【西本願寺】 京都(きょうと)市下京(しもぎょう)区にある浄土真宗(じょうどしんしゅう)本願寺(ほんがんじ)派(は)の本山。1591年に豊臣秀吉(とよとみひでよし)より現在(げんざい)の寺地(じち)をあたえられ,顕如(けんにょ)の4男准如(じゅんにょ)が兄教如(きょうにょ)に代わって法主(ほっす)となって本願寺派(ほんがんじは)を名のったことに始まる。ついで1602年,徳川家康(とくがわいえやす)が教如(きょうにょ)に別(べつ)の寺地(じち)をあたえ,東本願寺(ひがしほんがんじ)を開かせたため,本願寺(ほんがんじ)は東と西に分かれた。◇境内(けいだい)には,聚楽第(じゅらくだい)・伏見城(ふしみじょう)の遺構(いこう)とつたえられる数々の建造(けんぞう)物がある。 交通 JR京都(きょうと)駅から市バス,西本願寺(にしほんがんじ)前下車。