にじょうじょう【二条城】 江戸(えど)時代初期(しょき),徳川家康(とくがわいえやす)が京都(きょうと)の二条堀川(にじょうほりかわ)にきずいた城(しろ)。1603年完成(かんせい)。家康以降(いえやすいこう),慶喜(よしのぶ)による大政奉還(たいせいほうかん)まで徳川(とくがわ)家が維持(いじ)し,京都(きょうと)の守護(しゅご)と将軍(しょうぐん)上洛(じょうらく)のおりの宿所にあてられた。1884(明治(めいじ)17)年離宮(りきゅう)と定められ,1939(昭和14)年京都(きょうと)市所有となった。◇現在(げんざい),旧二条離宮(きゅうにじょうりきゅう)として史跡(しせき)に,二条城二之丸(にじょうじょうにのまる)庭園は特別(とくべつ)名勝に指定されている。 交通 JR京都(きょうと)駅から市バス,二条城(にじょうじょう)前下車。 コーチ 15代将軍慶喜(しょうぐんよしのぶ)はここに幕府(ばくふ)の役人を集めて,大政奉還(たいせいほうかん)をつげた。