*にだいせいとうせい【2大政党制】 2つの大政党(せいとう)が,交互(こうご)に政権(せいけん)を担当(たんとう)しあうこと。イギリスの保守党(ほしゅとう)と労働党(ろうどうとう),アメリカ合衆国(がっしゅうこく)の共和党(きょうわとう)と民主党(みんしゅとう)などはこの例(れい)である。日本でもかつて自由民主党(みんしゅとう)と日本社会党(とう)が,2大政党(せいとう)に似(に)た対立をしてきた。2003(平成(へいせい)15)年の民主党(みんしゅとう)の拡大(かくだい),2009年の政権(せいけん)交代により,日本にも2大政党制(せいとうせい)の時代が到来(とうらい)したと思われたが,2012年12月の衆議院議員選挙(しゅうぎいんぎいんせんきょ)による自民党圧勝(じみんとうあっしょう),民主党惨敗(みんしゅとうざんぱい)による大きな勢力変化(せいりょくへんか)により,今後,日本に2大政党制(せいとうせい)が定着するのかはわからなくなってきている。