にちどくいさんごくぼうきょうきょうてい【日独伊三国防共協定】 共産主義(きょうさんしゅぎ)に対する防衛(ぼうえい)のため,前年の日独防共協定(にちどくぼうきょうきょうてい)についで1937(昭和12)年,日本・ドイツ(独(どく))・イタリア(伊(い))の間でむすばれた協定(きょうてい)。コミンテルン(世界各国(かっこく)の共産党(きょうさんとう)の統一的(とういつてき)な国際組織(こくさいそしき))の活動に対して,日独伊(にちどくい)が協同(きょうどう)して防衛(ぼうえい)にあたることを内容(ないよう)としたが,ソ連(れん)(当時)を仮想敵国(かそうてきこく)とする軍事協定(ぐんじきょうてい)の色彩(しきさい)が強い。