にちべいこうぞうきょうぎ【日米構造協議】 アメリカ合衆国(がっしゅうこく)と日本が両国の国内における経済構造(けいざいこうぞう)・制度(せいど)・慣行(かんこう)などの改善(かいぜん)をめざして行われた外交交渉(こうしょう)。協議(きょうぎ)は,1989(平成(へいせい)1)年9月から1990年6月まで行われたが,のち日米包括経済協議(ほうかつけいざいきょうぎ)にひきつがれた。 ねらいと問題点 協議(きょうぎ)のねらいは日米間の貿易不均衡(ぼうえきふきんこう)の解消(かいしょう)にあり,その大きな原因(げんいん)は日本市場の閉鎖性(へいさせい)にあるとするアメリカの主張(しゅちょう)から協議(きょうぎ)は開始された。 コーチ アメリカが次々に日本につきつける難問(なんもん)は,ジャパン=バッシング(日本たたき)といわれた。