*にっそうぼうえき【日宋貿易】 平安時代から鎌倉(かまくら)時代にかけて,日本と宋(そう)(中国)との間に行われた貿易(ぼうえき)。12世紀(せいき)後半,平清盛(たいらのきよもり)は貿易(ぼうえき)の利益(りえき)に注目して,大輪田泊(おおわだのとまり)(今の神戸(こうべ)港)を修築(しゅうちく)するなど積極的(せっきょくてき)な努力(どりょく)をした。コーチ日本からは金・銀・硫黄(いおう)・刀剣(とうけん)などが輸出(ゆしゅつ)され,宋(そう)からは大量(たいりょう)の宋銭(そうせん)のほか,書物・織物(おりもの)・香料(こうりょう)・薬などが輸入(ゆにゅう)された。