にほんおんかい【日本音階】 日本の伝統(でんとう)音楽の基礎(きそ)となっている音階で,2種類(しゅるい)ある。1つは,中国からつたわった雅楽(ががく)の旋法(せんぽう)(呂旋法(りょせんぽう)・律旋法(りつせんぽう)),いま1つは主として民謡(みんよう)などにみられる俗楽(ぞくがく)の旋法(せんぽう)(陽旋法(ようせんぽう)・陰旋法(いんせんぽう))である。なお,日本では,音階は中心となる音や,そのほかの音の動き方により,旋法(せんぽう)とよばれることが多い。