にょうそ【尿素】 化学式 CO(NH2)2 哺乳類(ほにゅうるい)・両生類(りょうせいるい)・魚類(るい)などの排出(はいしゅつ)物中に存在(そんざい)する有機(ゆうき)化合物。タンパク質(しつ)分解(ぶんかい)の最終生成(さいしゅうせいせい)物であり,肝臓(かんぞう)内でオルニチン回路によってアンモニアと二酸化炭素(にさんかたんそ)から形成(けいせい)される。無色無臭(むしょくむしゅう)の柱状結晶(ちゅうじょうけっしょう)で水によくとける。コーチ工業的(こうぎょうてき)にはアンモニアと二酸化炭素(にさんかたんそ)からつくる。窒素肥料(ちっそひりょう)・尿素樹脂(にょうそじゅし)などの原料(げんりょう)として用いられる。