ねじ【螺子・螺旋】 金属(きんぞく)などの円柱の外側(がわ)や,また,あけた穴(あな)の内側(がわ)などにらせん状(じょう)の突起(とっき)をつけたもの。おもに部材(ぶざい)の接合(せつごう)や部品の締(し)めつけ用に使う。ボルトなど,突起(とっき)が外側(がわ)にあるものを雄(お)ねじ,ナットなど,内側(がわ)にあるものを雌(め)ねじという。ねじ山の形により,一般的(いっぱんてき)な三角ねじ,万力(まんりき)などに使われる角ねじ,電球の口金などに使われる丸ねじがあり,ISOやJIS(ジス)によって規格(きかく)が定められている。◇ねじの部品としては,ボルトやナットのほか,木(もく)ねじなどの木材(もくざい)用とタッピングねじなどの金属材料(きんぞくざいりょう)用がある。