ねじれこっかい【ねじれ国会】 国会(こっかい)において,衆議院(しゅうぎいん)と参議院(さんぎいん)で与党(よとう)と野党(やとう)の合計(ごうけい)議席(ぎせき)数(すう)が逆転(ぎゃくてん)している(たとえば,衆議院(しゅうぎいん)では与党(よとう)が多数(たすう)派(は),参議院(さんぎいん)では野党(やとう)が多数(たすう)派(は)である)状態(じょうたい)。ねじれ国会(こっかい)のもとでは,与党(よとう)が一方(いっぽう)の議院(ぎいん)で法案(ほうあん)を可決(かけつ)しても,もう一方(いっぽう)の議院(ぎいん)では否決(ひけつ)される可能性(かのうせい)があるため,与党(よとう)の法案(ほうあん)が通(とお)りにくくなる。このため,国会(こっかい)運営(うんえい)が停滞(ていたい)する問題(もんだい)が指摘(してき)されている。 コーチ法案(ほうあん)の議決(ぎけつ)では,衆議院(しゅうぎいん)で可決(かけつ)された法案(ほうあん)が参議院(さんぎいん)で否決(ひけつ)された場合(ばあい),衆議院(しゅうぎいん)で出席(しゅっせき)議員(ぎいん)の3分(ふん)の2以上(いじょう)の賛成(さんせい)で再(さい)可決(かけつ)されると,その法案(ほうあん)は成立(せいりつ)する。