1891(明治24)年10月28日朝6時38分に発生した,美濃から尾張地方(現在の岐阜県,愛知県)を震源地とする,マグニチュード8.0の日本最大の内陸地震。仙台以南の全国で地震を感じた。濃尾平野北西部の広い地域で,家屋の70%以上がこわれた。工場などれんが造りの建物の被害がはなはだしかった。死者7273人,建物全壊14万余。◇濃尾地震をきっかけに,日本における地震の研究が進められた。
コーチ
長さ100km
以上におよぶ
根尾谷断層が北北西方向に動いて,
岐阜県
根尾村
水鳥では上下6m,水平2mのずれが生じた。