のうびへいや【濃尾平野】 愛知(あいち)県北西部から岐阜(ぎふ)県南部に広がる平野。木曽(きそ)川・長良(ながら)川・揖斐(いび)川の沖積(ちゅうせき)地・段丘(だんきゅう)・扇状(せんじょう)地・三角州(す)・干拓(かんたく)地などからなる。西部から南部にかけては低湿(ていしつ)で,輪中(わじゅう)集落が発達(はったつ)している。江戸(えど)時代から米作のさかんなところとして知られ,現在(げんざい)は都市周辺(しゅうへん)を中心に大都市向けの野菜(やさい)・果樹(かじゅ)・苗木(なえぎ)などの近郊(きんこう)農業がさかん。コーチ 名古屋(なごや)市をはじめ多くの都市が発達(はったつ)し,中京工業地帯(ちたい)の中心部をなしている。