ののむらにんせい【野々村仁清】 (?〜1694ごろ)江戸(えど)時代初期(しょき)の陶工(とうこう)。丹波(たんば)国(京都府(きょうとふ))に生まれる。京都(きょうと)の仁和寺(にんなじ)の近くにかまをきずいて,すぐれた陶器(とうき)を焼(や)き,京焼(きょうやき)の生みの親となった。とくに茶の湯に使う陶器(とうき)に秀作(しゅうさく)が多く,優雅(ゆうが)な色彩(しきさい)で上品な美しさにあふれている。