はくぶつかん【博物館】 歴史(れきし)・民俗(みんぞく)・芸術(げいじゅつ)・産業(さんぎょう)・自然(しぜん)科学などの資料(しりょう)や作品をあつめ,保管(ほかん)・展示(てんじ)するための公共施設(こうきょうしせつ)。資料(しりょう)についての調査(ちょうさ)・研究も行い,社会教育機関(きかん)としての役割(やくわり)もはたしている。日本での近代博物(はくぶつ)館の出発は1872(明治(めいじ)5)年に湯島聖堂(ゆしませいどう)に設置(せっち)された文部省博物(しょうはくぶつ)館である。◇英語(えいご)名のミュージアム(museum)は,紀元(きげん)前3世紀(せいき)ころエジプトのアレクサンドリアにつくられたムーセイオン(mouseion)が起源(きげん)である。