はちまんたい【八幡平(岩手県の市)】 岩手(いわて)県北西部,岩手(いわて)山や八幡平(はちまんたい)につらなり,西は秋田(あきた)県と接(せっ)する都市。かつては馬の産地(さんち)だったが,今は肉牛飼育(しいく)や酪農(らくのう),野菜栽培(やさいさいばい)がさかん。南東部の西根盆地(にしねぼんち)は水田が広がる稲作地帯(いなさくちたい)。北部には安比(あっぴ)高原スキー場などがあり,松川地熱(まつかわじねつ)発電所は1966年から運転を始めた日本最初(さいしょ)の地熱(じねつ)発電所である。◇2005(平成(へいせい)17)年9月1日,西根(にしね)町・松尾(まつお)村・安代(あしろ)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:2.9万。