はりま【播磨(兵庫県の町)】 兵庫(ひょうご)県南部,明石(あかし)市と加古川(かこがわ)市にはさまれた,播磨灘(はりまなだ)に面した町。町の約(やく)3割(わり)が海を埋(う)め立てた人口島。かつては水の確保(かくほ)が難(むずか)しかったため,ため池がつくられ,灌漑(かんがい)に利用(りよう)された。明治(めいじ)時代に肥料(ひりょう)・紡績(ぼうせき)工場が進出。第二次世界大戦(たいせん)後は地下水開発・埋(う)め立て地造成(ぞうせい)が進み,鉄鋼(てっこう)・化学などの工場が進出した。現在(げんざい)は,播磨(はりま)工業地域(ちいき)の一部を形成している。特産(とくさん)品は干(ほ)しだこやのりなどの海産物。日本初の新聞を発刊(はっかん)したジョセフ・ヒコ(浜田彦蔵(はまだひこぞう))の生誕(せいたん)地。人口:3.5万(2013年)。