パンゲア ウェゲナーが1915年に大陸移動説(たいりくいどうせつ)をとなえたときに想定した巨大(きょだい)な大陸(たいりく)。大陸移動説(たいりくいどうせつ)によると,現在(げんざい)の南北アメリカ・ユーラシア・アフリカ・オーストラリア・南極(なんきょく)の各大陸(かくたいりく)は,古生代末期(まっき)まで1つにかたまり巨大(きょだい)な大陸(たいりく)パンゲアを形成(けいせい)していたが,時代とともにしだいに分裂(ぶんれつ)し,現在(げんざい)のすがたになったと考えた。その後,地磁気(ちじき)の研究などからパンゲアの存在(そんざい)が証明(しょうめい)され,注目されるようになった。