はんこう【藩校】 江戸(えど)時代,諸藩(しょはん)が藩士(はんし)の子弟のためにもうけた学校。儒学(じゅがく)・武芸(ぶげい)などを教育したが,幕末(ばくまつ)には洋学や洋式兵学(へいがく)の教育を行ったところもあった。江戸(えど)時代後期に多く設立(せつりつ)され,幕末(ばくまつ)には約(やく)250校あった。コーチ 代表的(だいひょうてき)な藩校(はんこう)は会津藩(あいづはん)の日新館(にっしんかん),水戸藩(みとはん)の弘道館(こうどうかん),米沢藩(よねざわはん)の興譲館(こうじょうかん),岡山藩(おかやまはん)の花畠教場(はなばたけきょうじょう),長州藩(ちょうしゅうはん)の明倫館(めいりんかん),熊本藩(くまもとはん)の時習館(じしゅうかん),薩摩藩(さつまはん)の造士館(ぞうしかん)など。