ばんこやき【万古焼】 伊勢(いせ)(三重(みえ)県)桑名(くわな)で産(さん)する陶器(とうき)。元文(げんぶん)年間(1736〜1741年)沼浪弄山(ぬなみろうざん)が赤絵陶器(とうき)を焼(や)いたものに始まる。のち江戸(えど)にこのかまをきずき,幕府(ばくふ)の注文品をつくって活躍(かつやく)した。一時中絶(ちゅうぜつ)したこともあるが,現在(げんざい)では四日市(よっかいち)方面で生産(せいさん)されている。