ヒイラギ【<柊>】 山地に自生し,また,庭にも植えられている常緑低木(じょうりょくていぼく)または高木。葉は対生し,ふちには大型(おおがた)のするどいとげ状(じょう)のきょ歯があるが,老木(ろうぼく)では全縁(ぜんえん)のものもある。雌雄異株(しゆういしゅ)または両性(りょうせい)花。花は白色で今年枝(し)のつけねに散形状(さんけいじょう)にかたまって開く。果実(かじつ)はだ円形で,翌年(よくねん)7月ごろ黒紫(こくし)色に熟(じゅく)す。高さ:2〜3m。花期:10〜11月。分布(ぶんぷ):本州(福島(ふくしま)県以西(いせい))・四国・九州(祖母(そぼ)山・屋久(やく)島)・沖縄(おきなわ)・台湾(たいわん)。(被子植物(ひししょくぶつ) シソ目(もく) モクセイ科(か))