*ひがしまわりこうろ【東廻り航路】 江戸(えど)時代,奥羽(おうう)(東北)地方の日本海岸から津軽海峡(つがるかいきょう)をへて太平洋に出,江戸(えど)にいたる航路(こうろ)。はじめ銚子(ちょうし)(千葉(ちば)県)から利根(とね)川を利用(りよう)して川船に乗りかえて江戸(えど)に入っていたが,1671年に河村瑞賢(かわむらずいけん)が銚子(ちょうし)から江戸(えど)に直行する海路を開いてから発達(はったつ)した。