ひけし【火消し】 江戸(えど)時代の消防組織(しょうぼうそしき)。1643年に大名(だいみょう)火消しとよばれる消防組織(しょうぼうそしき)がはじめてつくられ,さらに1658年,定(じょう)火消しとよばれる専門(せんもん)の火消しがつくられた。これらはおもに,江戸城(えどじょう)や武士(ぶし)の家をまもるためのものだったが,1718年には町中をまもる町(まち)火消しが組織(そしき)された。