ひださんみゃく【飛騨山脈】 富山(とやま)県・岐阜(ぎふ)県と長野(ながの)県の県境付近(けんきょうふきん)につらなる山脈(さんみゃく)。北アルプスともよばれる。南部の穂高岳(ほたかだけ)(3190m)・槍ヶ岳(やりがたけ)(3180m)あたりが最高峰(さいこうほう)だが,中部や北部にも3000m前後の山々がつづく。北半部は立山連峰(たてやまれんぽう)(富山(とやま)県側(がわ),立山(たてやま)・剱岳(つるぎだけ)など),後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)(長野(ながの)県側(がわ),白馬岳(しろうまだけ)など)に分かれ,その間を黒部(くろべ)川が深い谷をきざんでいる。高山植物も豊富(ほうふ)。コーチ 中部山岳(さんがく)国立公園に指定され,立山黒部(たてやまくろべ)アルペンルートなどの観光(かんこう)開発が進み,登山・観光(かんこう)客が多い。⇒日本(にほん)アルプス