*びっちゅうぐわ【備中ぐわ】 古くから土をおこすために使われている代表的(だいひょうてき)な農具。くわの刃(は)の部分が1枚(まい)の歯でなく,くしの歯のように分かれていて,歯の数によって3本備中(びっちゅう)・4本備中(びっちゅう)・5本備中(びっちゅう)とよばれる。江戸(えど)時代中期には全国的(ぜんこくてき)に普及(ふきゅう)。コーチ これによって荒(あ)れ地の開墾(かいこん)や土を深くたがやすことが可能(かのう)になり,農業生産(せいさん)を高めた。