*ひびややきうちじけん【日比谷焼き打ち事件】 1905(明治(めいじ)38)年9月5日,日露講和条約(にちろこうわじょうやく)(ポーツマス条約(じょうやく))調印(ちょういん)の日を機(き)に,条約(じょうやく)の内容(ないよう)を不満(ふまん)とする民衆(みんしゅう)が,東京(とうきょう)の日比谷(ひびや)公園で集会を開き,交番や電車の焼(や)き打ちを行った事件(じけん)。◇政府(せいふ)は軍隊(ぐんたい)を出動させて鎮圧(ちんあつ)したが,その後,講和(こうわ)反対の動きは全国に広がり,労働争議(ろうどうそうぎ)をひきおこした。