*ひゆ【比喩】 文章の表現技法(ひょうげんぎほう)の1つ。あるものごとを説明(せつめい)するのに,それに類似(るいじ)したものをかりて表現(ひょうげん)する方法(ほうほう)。比喩法(ひゆほう)。たとえ。「〜のように」などをともなう直喩(ちょくゆ)(明喩(めいゆ)),語句(ごく)のなかでたとえる隠喩(いんゆ)(暗喩(あんゆ)・メタファ)に分けられる。広い意味では擬人法(ぎじんほう)や擬態(ぎたい)語・擬声(ぎせい)語も比喩(ひゆ)にふくまれる。 用例 「矢のように早く走る」(直喩(ちょくゆ)),「りんごのほお」(隠喩(いんゆ)),「風がささやいている」(擬人法(ぎじんほう)),「ひざががくがくする」(擬態(ぎたい)語)など。