*ひょうがじだい【氷河時代】 寒冷(かんれい)な気候(きこう)のために地球上の広い地域(ちいき)が氷河(ひょうが)におおわれた時代。古生代の石炭紀(き)〜二畳紀(にじょうき)と新生代の第四紀(き)には広く氷河(ひょうが)におおわれたことは確実(かくじつ)であるが,先カンブリア時代にも氷河(ひょうが)があったと思われる証拠(しょうこ)がある。ふつう,単(たん)に氷河(ひょうが)時代といえば,第四紀更新世(きこうしんせい)のものをさすことが多い。このときは地球の全陸地(りくち)の3分の1が氷河(ひょうが)におおわれた。コーチ 氷河(ひょうが)時代は全期間が寒冷(かんれい)な気候(きこう)であったわけではなく,ひじょうに寒冷(かんれい)な氷期と比較的暖(ひかくてきあたた)かい間氷期とが,何回かくりかえされている。