ひろがわ【広川(和歌山県の町)】 和歌山(わかやま)県西部,紀伊(きい)水道東岸の町。中心の広(ひろ)は港町で,安政地震(あんせいじしん)(1854年)で津波(つなみ)に襲(おそ)われた。そのときのエピソードが「稲(いな)むらの火」として語り継(つ)がれている。安政地震(あんせいじしん)ののちにつくられた広村堤防(ひろむらていぼう)は国の史跡(しせき)。有田(ありだ)ミカンやイチゴ・ブドウなどの栽培(さいばい)がさかんで,漁業(ぎょぎょう)も行われる。金属加工(きんぞくかこう)などの工場がある。人口:7800(2013年)。