ファイバースコープ ガラスまたはプラスチックの繊維(せんい)(ファイバー)を利用(りよう)した光学装置(そうち)のうち,とくに画像(がぞう)の伝送(でんそう)を目的(もくてき)としたもの。直径(ちょっけい)数μm(マイクロメートル)から数百μmのファイバーが用いられる。ファイバーは容易(ようい)に曲げられるので,自由に希望(きぼう)する場所や向きに光を伝送(でんそう)することができる。光はファイバー内を全反射(はんしゃ)をくりかえしながら進むので,これを束(たば)にしたものは画像(がぞう)の伝送(でんそう)が行える。◇内視鏡(ないしきょう)として,胃(い)などを直接観察(ちょくせつかんさつ)したり,カメラをとりつけて撮影(さつえい)したりするのに使われる。