フォークダンス 娯楽舞踊(ごらくぶよう)または社交舞踊(ぶよう)の一種(いっしゅ)で,各国各民族(かっこくかくみんぞく)の間でおどられる伝統的(でんとうてき)な舞踊(ぶよう)の総称(そうしょう)。芸術舞踊(げいじゅつぶよう)に対するもので,民俗舞踊(みんぞくぶよう)ともいう。西洋のフォークダンスは,娯楽(ごらく)を目的(もくてき)として教会外でおどられ,さかんになったもので,単独(たんどく)ではおどられず,男女2人で組むか,多人数で円や方形の隊形(たいけい)をつくっておどる集団舞踊(しゅうだんぶよう)の形式として発達(はったつ)した。日本では,古くから信仰(しんこう)にむすびついた年中行事を中心に多種(たしゅ)多様の郷土舞踊(きょうどぶよう)が民俗芸能(みんぞくげいのう)としてつたえられている。