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**ふくい【福井(県)】

県名の由来

江戸(えど時代に(しろがきずかれた北庄(きたのしょうという地名の「北」が敗北(はいぼくにつながるとして福居(ふくいにあらため,それが福井となった。県名は県庁(けんちょう城下町(じょうかまち福井においたことによる。

県庁所在地

福井(ふくい

県の面積

4190km2

県の人口

82万人

県の代表的な伝統工芸品と祭り

〔伝統工芸品〕

 ○越前打刃物(えちぜんうちはもの ○越前漆器(えちぜんしっき ○若狭塗(わかさぬり ○越前(えちぜん和紙 ○若狭(わかさめのう細工 ○越前焼(えちぜんやき

〔祭り〕

 ○宇波西(うわせ神事(若狭(わかさ町,4月8日)

位置(いち・地形・気候(きこう

福井(ふくい県は中部地方の西部に位置(いちし,日本海に面している。

県の東部には,高い山々がつらなる両白(りょうはく山地がある。この山地からは九頭竜(くずりゅう川・日野(ひの川・足羽(あすわ川が流れ出て,下流にひろがる福井(ふくい平野で合流し,日本海に注いでいる。南西部は,(ひくい山地になり,リアス海岸の若狭湾(わかさわんに面し,(みさきや入り(が多い。

気候(きこうは,日本海(がわ気候(きこうで,冬は日本海からふきつける季節(きせつ風の影響(えいきょうで雪が多いが,気温はそれほど(ひくくない。梅雨(つゆや台風の影響(えいきょうで,夏の降水量(こうすいりょうもわりあい多い。

歴史(れきし

昔は北部を越前(えちぜん国,若狭湾(わかさわんに面した西南部を若狭(わかさ国といった。近畿(きんき地方に近いこともあって古くから開けていた。

室町(むろまち時代の末期(まっき応仁(おうにん(らん後,朝倉氏(あさくらし一乗谷(いちじょうだに(しろをかまえて勢力(せいりょくをのばした。朝倉氏滅亡(あさくらしめつぼう後は,柴田氏(しばたし佐々氏(さっさし前田氏(まえだし支配(しはい政治(せいじの中心は福井(ふくいにうつった。

江戸(えど時代には,越前(えちぜん福井藩(ふくいはん松平氏(まつだいらし)と5つの小藩(しょうはんに分けられ,若狭(わかさには小浜藩(おばまはん酒井氏(さかいし)がおかれた。

明治(めいじ廃藩置県(はいはんちけんで,それらの(はんはそれぞれ県となったが,いくつかの統廃合(とうはいごうをへて,1881(明治(めいじ14)年に現在(げんざい福井(ふくい県が成立(せいりつした。

産業(さんぎょう

耕地(こうちにしめる水田の割合(わりあいは90%をこえており,農業は稲作(いなさくが中心である。米の生産額(せいさんがくは農業全体の3分の2をこえる。その中心は福井(ふくい平野で,昔から,晴天の多い夏のうちに収穫(しゅうかくする早場米(はやばまい産地(さんちとなっている。米のほかには,海岸の砂丘(さきゅう地で栽培(さいばいされるラッキョウの生産(せいさんが多い(2010年全国5()。

水産(すいさん業は,県の沖合(おきあいが暖流(だんりゅうと寒流がぶつかる,日本海有数の漁場(ぎょじょうになっているため,イワシ・アジ・サバ・イカ・カニ・(あまエビなどが水(げされる。若狭湾(わかさわんではカキ・タイなどの養殖(ようしょくも行われている。

工業は,古くから発達(はったつしてきた繊維(せんい工業が中心で,ポリエステルの生産量(せいさんりょうは全国有数である。近年は,敦賀(つるが市の化学工業,越前(えちぜん市の電子・電気機器(きき工業も発展(はってんしている。古くから有名な鯖江(さばえ市のめがね(わく生産(せいさんは,全国の(やく94%をしめる。

若狭湾沿岸(わかさわんえんがんには,原子力発電所が多数(たすう立地し,近畿(きんき地方などに電気を送っている。

原子力発電地帯(ちたいとなった若狭湾沿岸(わかさわんえんがん

古代,若狭(わかさ大陸(たいりくに開かれた表玄関(げんかんであった。

若狭(わかさ上陸(じょうりくした渡来(とらい人は,琵琶(びわ湖をへて大和(やまとの都へ向かう道すじを利用(りようした。したがって,この地方には古い寺や仏像(ぶつぞうも多く,たとえば若狭神宮寺(わかさじんぐうじの「お水送り」の行事は奈良(なら東大寺(とうだいじの「お水取り」と一体のものである。

しかし,近代以後(いご若狭湾沿岸(わかさわんえんがんは開発からとりのこされていた。過疎(かそ化が進むこの地域(ちいき最初(さいしょの原子力発電所が建設(けんせつされたのは1970(昭和(しょうわ45)年のことである。

地盤(じばんが安定していること,原子(冷却(れいきゃく必要(ひつよう淡水(たんすい・海水が(やすいこと,京阪神(けいはんしんの電力消費(しょうひ地に近いこと,人家が少ないことなどが,原子力発電所建設(けんせつ好条件(こうじょうけんとなった。

その後,若狭湾沿岸(わかさわんえんがんには,原子力発電所が次々に建設(けんせつされ,福島(ふくしま県南東部の太平洋岸とならんで,日本の原子力発電の一大中心地となった。現在(げんざい若狭湾岸(わかさわんがんでは13((2010年3月31日現在(げんざい)の原子力発電所があり,安全性と環境(かんきょうへの影響(えいきょうなどが今後の課題(かだいとなっている。

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