*ふくい【福井(福井県の市)】 福井(ふくい)県の県庁所在(けんちょうしょざい)地。古くから絹織物(きぬおりもの)で知られ,明治(めいじ)時代中期以後(いご)は羽二重(はぶたえ)の生産(せいさん)がさかんになり,全国有数の機業(きぎょう)都市として発展(はってん)した。近年は合成繊維織物(ごうせいせんいおりもの)の生産(せいさん)が主。1945(昭和20)年の戦災(せんさい),1948年の福井地震(ふくいじしん)で大被害(ひがい)を受けたが,都市計画によって復興(ふっこう)し,近代的(きんだいてき)な都市として知られる。一乗谷(いちじょうだに)朝倉氏遺跡(あさくらしいせき)・養浩館(ようこうかん)庭園など史跡(しせき)・名勝が多い。◇2006(平成(へいせい)18)年2月1日,美山(みやま)町・越廼(こしの)村・清水(しみず)町が編入(へんにゅう)。人口:26.5万。